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Teraimachi

0517_新しいメモ帳

なんでも忘れていく。

先週誰といたかも、今週何を食べたかも何も思い出せない。放っておくと何もかも簡単に忘れていく。

ので、なんとなく書き残していきたい。無理のないように、義務にならないように、体裁も考えず、人の視線を気にせず、何も思いつかなければ箇条書きで終わるくらいの気持ちで。こういうふうに前もってぼんやりした意識を書いておくのはややエクスキューズじみた面もあるけど、一種の内面化とか条件付けみたいな意味合いを持ったもので、僕にとっては何気に大切なことだと思っている。

 

就職活動をしている。

今年の新卒は17卒と呼ばれる。3月説明会、6月面接解禁という決まりが今年から始まっていて、とはいっても、どこも普通にやっている。すごくまじめな大手か、すごく経団連となかよしな大手くらいしか守らないのだと思う。なので、僕も普通にやっている。

普通にと書いてはみたが、だいぶつらい。気合を入れてやっているから疲れる、とか前々から入念な準備をして臨んだがどうにも思うようにいかない、とかそんな苦労ではまったくないんだけど、つらい。

今回は就活がなぜつらいのか自分なりにまとめてみようとふと思い立って、やるべきことがたくさんあるのにインターネットにおすすめのブログを聴いて、はてブロが良いらしいので登録して、センスのある先達のデザインをパクってしまうくらいにはつらかった。こういう無駄な(本当に無駄な)逃避をこの2ヶ月でどうしようもなく繰り返して、その度に反動で憂鬱になった。非効率性の塊だった。

僕が就活がつらい原因はざっとわけて3つある。1つは素直に精神がつらい。2つは単純に能力的につらい。3つは純粋にお金がつらい。

僕は大学生なのにまったく大学に行かなかった。どんなに興味があった授業でも半期に5回行ければいいほうで、だから単位もバカみたいに落とした。なぜそんなことになっていたのかはまた別のときにまとめるとして、とにかく本当に大学に行かなかった。行かなかったし、辞めなかったし、休学もしなかった。なので留年した。当たり前すぎるくらいに留年した。

なので当然大学のあらゆる組織・団体にコミットしていなかったし、専門的に学んだ分野なんてものは一切なく、自分が大学に在籍しているという意識すら薄かった。何度キャンパスに足を踏み入れても“慣れ親しんでる感”的なものがなかった。とうとう5年生になっても新鮮な気持ちで毎回キャンパスに足を踏み入れていた。

そんな無能が就活を始めた瞬間にしゃかりき動けるはずもないので、SPIの勉強はしていない、自己分析はしていない、スーツのベルトも革靴もない、ぐらいな感じでずどんと3月に突入して、やっとの思いでひとまず説明会に行ってみたら無限にいる就活生がみんな自分より遥かに出来ている人間ばかりに見えて、(というか、ほとんどの学生は大学にも行っているしサークルにも入っているし他人と交流しているので、実際に出来ている)またひどく気持ちが落ち込んだ。

書き出してみると相当ひどいことがあらためてわかるんだけど、どう考えても気持ちが落ち込みすぎている。些細なことですぐに劣等感や無力感を覚えて落ち込んで、どうしようもなく無気力になって、1日の半分以上を寝て過ごして、鬱々と寝たり起きたりして、やや気分が上向いてきたらようやく起きる。それでまたどうにかこうにか人生を始める。今度の今度こそ誠心誠意ちゃんとするぞ、24年目の真人間デビューだ、とn回目の決意をして突入した3月も、大学生活中ずっと変わらずに引きずり続けてきたスタイルにまんまとハマっていた。

4月は主にESが書けずに憂鬱になっていた。いざ取り組めばなんだかんだ形にはなるものの、取り組むまでが異常に長い。自己分析も業界研究もしてない人間がどうせ大したものを書けるはずがないのだからさっさと〆切に間に合わせるだけ間に合わせてしまえばいいのに、それをしない。というかできない。

「自己PRと志望動機に一貫性を持たせて説得力を演出しなければいけないのでは…?」「ガクチカには面接官が質問しやすいような情報のフックをいくつか仕込んでおかなければならないのでは…?」とか、きちんと意味を理解しているわけでもないのにどこかで聞いた就活お役立ち情報みたいなものの一文がやたらと囁いてきて、自分の稚拙なESがひどくみじめなものに思えてたまらなくなった。「ゼミに入っていないのでゼミ欄に何も書けない。死にたい」「大学に行っていないので得意科目が何もない。死にたい」というふうに頭の悪さへのコンプレックスを引き出すトリガーがあちこちにあったことでもう頻繁に憂鬱になった。頻繁に20時間寝た。夢のなかでESを書けない夢を見た。

提出できた全てのESは期限当日に出した。今日まででOpenESを含めて合計23社。通ったのが17社、落ちたのが4社、まだ結果が出てないのが2社。あともう少し出そうと思ってはいるが、たぶん3~4社くらい。

たぶんこれは文系の就活としてはかなり出してない方だと思う。しかしそれは危機感が足りてないとか身の程を知らないせいとかではなくて、単純にこれが精一杯だったという気持ちがある。1通出す度に気力を削がれる。書けない書けないと嘆いて気分が落ち込む。正直もう書きたくない。(今日中にどうしても1社出さなければならない)

大した作業でもないはずなのにどうして自分でもここまでESが苦手なのかわからない。ただESに取り組んでいるだけですぐに「書けない」「自分は頭が悪い」「やりたいことなんてない」「誰にも怒られたくない」という気持ちがぐるぐる回り始め、とにかくいっぱいになり、つらくなる。“自分と向き合う”という作業が鬼門なのかもしれない。

5月は面接でつらかった。現在進行形でつらい。これに関してはもう後がないというか、大してES出してもないくせに面接で落ち持ち弾が尽きていく流れを想像してしまう、一般的なつらさだった。内定がないまま全て撃ち終えたらあとはもう銃を捨てて旅に出るしかない、というようなことばかり考えて憂鬱になっていた。

グループディスカッションを3回、個人面接を4回、グループ面接を2回やった。今週はあとグループディスカッションが3回、グループ面接が1回ある。

グループ面接が本当につらい。他人と比較して自分が劣ってることをリアルタイムで実感して採点されていく工程があまりにも耐えがたい。失望されることと関心をなくされることが人間とのコミュニケーションにおいて一番つらい。はじめから自分と隔たりのあるような存在に対して自らを下に置いて接するのはむしろ楽で好きなんだけど、一列にならんでよーいどんを評価されるのが苦手すぎるのだということを改めて感じた。

1回1回の面接を気にしないこと。切り替えが大事。という通り一遍っぽい就活アドバイスはかなり本当だった。それがオフ会の会話ですらあれもだめだったこれもだめだったと意味もなく振り返ってしまうたちなので、面接で反応が芳しくなかった一連の流れを脳内リピートしてどんどん気分を落ち込ませてしまい、やばい。

2つ目の能力的なつらさ。スケジューリング、事務手続き、所定のことを所定どおりにこなす能力がない。予約を忘れる。ESを出し損ねる。忘れ物をする。集中力が続かない。普通に社会生活を営んでいればできるはずのあれこれがどうしてもできなくて困惑するとき、心底の不適合感を覚えて気分が落ち込む。手帳を活用することは諦めた。バシッと一発大逆転劇と息巻いていたのが遠い昔のことのように思える。

3つ目のお金のなさ。半期分の学費を自分で稼いだはずが、既にボーダーラインぎりぎりまで使い込んでいる。ものすごい速さで交通費が飛んで行く。僕でこれならマジで就活をやっている文系のみんなたちはいったい毎月何万チャージしてるのかわからない。バイトを入れられない。(よしんばスケジュール的には入れられても、メンタルが安定しないので入れないのが吉としか言いようがない)すなわち生活費を稼げない。まかないで食費をごまかせない。口座残高が増えることがない。本当にやばい。

手遅れになる前に就活を終わらせることができるのか、そもそも学費引き落とし日に残高が足りるのか、考えると不安と焦燥感が増す一方なので最近はもう考えるのをやめた。いざとなれば借りるしかない。どうにかなるかは別としてそういうふうに不安に蓋をする理屈が必要で、不安になったときは常に自己暗示をかけている。金を借りる。僕は絶対金を借りるぞ。本気で金を借りる。金を借りるしかない。毎夜毎晩悩んでいるはずのことが文字に書き出してみるとめちゃくちゃ面白い。

 

どうにかなんとかなって、就活の鬱を酒の肴に出来る日が来るのだろうか。僕の見てきたインターネットの大人たちはみんなそうしてきているが、出来る気がしない。きっとみんなもそうだった。でも僕は特別出来る気がしない。ビジョンが見えない。友達がいない。2留してる。そもそも働きたくない。全然社会に出たくない。いつまでもふわふわしていたい。

でも苦しいのは嫌だし、未確定で不安定で帰属意識を求めてしんどくなるのももう嫌だ。早く確定してしまって定められて埋没して楽になりたいという気持ちが非常に強い。この文章を書き始めて1時間強が経過している。どうしてこんなことをしているのか自分でもわからない。

とにかく不安だった。不安だ。良心の呵責を感じてるときと緊張してるときのお腹の感じを足して2で割ったようなぐるぐる感がここ最近ずっと続いてる。何をやっても「就活もせずに何やってんだろ」という意識が追いかけてきて10割で楽しめない。そのわりに就活に本腰を入れようとしても劣等感でつらくなって20時間とか寝る。

だんだんtwitterと内容が変わらなくなってきてしまってきたので終わりたい。

何も考えずにだらだら書いてたら初っ端から長くなっちゃったけど、長い文章を書くつもりではないので軽い気持ちで日々の感情の備忘録をなるべく続けたい。

次は(そろそろ面接の連絡ラッシュになるはずなので、心が死んでなければ)MCバトル文化にハマっていることを書きたい。

今週末はたのしいお酒を飲みたい。